着物初心者さんも怖くない!「おあつらえ着物」3つの魅力

着物が日常着としてではなく、ハレの日の装いとして重宝されるようになって久しい現代。
今もなお着物をまとう人たちは、どのようにして着物を手にしているのでしょうか?

家族から譲り受ける、インターネットで注文するという方も増えていますが、令和の今も揺るがないのが「呉服屋さんで購入する」という方法です。

昭和初期までは、着物は「お誂え(おあつらえ)」をするのが基本でした。しかし、けして安価ではないはずなのに、なぜ昔の人はオーダーメイドをしたと思いますか?

今回は、着物初心者さんも怖くない!「おあつらえ着物」3つの魅力をご紹介します。着物をより魅力的に着こなすヒントがそこにあります。

着物の良さは、「おあつらえ」してこそわかる

「とにかく着物が好き」--その純粋な気持ちに押されるようにして始めた着付け。最初は着物に袖を通すだけでも心が踊りますよね。

お袖は「くるぶしが隠れるくらいの長さ」が優雅です。

着物は「ジャストフィット」が命

やがて「もっとすてきに着こなしたい」と思い始めると、あることが気になります。それは「着心地」です。例えば、

・袖の長さが短い
・丈(全長)が短い
・体にフィットしない

これらは一見小さな悩みのようですが、着物姿が美しく見えない大きな原因となりえます。なぜなら現代の着物は「あるべき所にあるべきものが、きちんと収まっていること」が魅力だからです。

このしっくりしない感覚は何が原因なのか?と悩んだ着物初心者さんは、着付けの腕がないからと自分を責めることも。しかしどんなに着付けの腕が上がっても、着物のサイズだけは変えられません。

おあつらえしたジャストフィットの着物だけが、魅力的な着こなしを生み、初めて「着物の良さ」を感じることができます。

好みをまとう人は、輝いています。

たったひとつの「好み」をまとう価値

あなたの着物は本当に自分の「好み」ですか?「好み」をまとう、つまり自分の「推し」を身につけるということです。

「推し」の気持ちはよどみがなく、自然な輝きを放ちます。好きなアイドル、好きな番組……そんなことについて熱く語っている人の目はキラキラと輝いていますよね。着物もまた同じ。自分の「好み」であるものをまとう瞬間が一番輝く時です。

また、もともと衣服は、外敵や気候から身を守るための「防護性」が主な目的でしたが、時代の流れに伴い、自分の身分を象徴する、より自分を美しく見せるという目的が加わっていきます。明治・大正時代、着物は今よりはるかに貴重なものとして大切に扱われていました。

言いかえると、こだわりの一品を長く愛用していたということ。「好みの着物を大切に着続けること」が自分を最も輝かせ、長い目でみればお財布にも優しいという価値を、昔の人たちは知っていたわけです。

「おあつらえ着物」3つの魅力

さて、着物の良さとは何かがわかったところで、なぜ「おあつらえ着物」をおすすめするのか?その魅力3つをご紹介します。

おあつらえの最大のメリットは、ジャストフィットです。

魅力1:ジャストフィットをかなえる

現代の着物の美の基準の一つとして、「あるべき位置に、あるべき姿である」ということがあります。

「あるべき位置」とは、例えば、袖はくるぶしが隠れる長さが良いことなど。「あるべき姿」とはシワがなく、体に沿った状態であることなどを指します。

袖が短くてあまりに腕がでていると幼い印象に見えてしまうし、丈が短ければ体に沿うようなきれいな足のラインを作ることもできません。着付けの技術力以前に、体に合った着物を選ぶことが欠かせません。

ジャストフィットをかなえるには、自分のサイズにぴったりの着物をあつらえるのがベストです。

あなたの好みを形にする喜びを感じて

●魅力2:自分の「好み」を形にできて、経済的

「自分の好みのものをまとうこと」は、魅力的な着こなしの泉です。

おあつらえであれば、自分の好みの色・模様・生地にぴったり合った反物を選べます。

既製品の着物は安価ですが、中には外国で大量生産された縫製が雑なものや、低品質の生地で作られているものもあります。それに比べ、質の良い生地は、えも言われぬ美しさと力強さがあります。

また「好み」の着物は飽きることがなく、長く愛用できるため経済的です。自分の好みにぴったり合う質の良い品を選ぶなら「おあつらえ」が一番です。

誰にもまねできないおしゃれがあなたの手に

●魅力3:時代に合った、たったひとつのおしゃれが楽しめる

着物の出荷数は昭和50年代のピーク時にくらべ、2013年時点で約6分の1にも減少しています。それから約10年たった今はさらに減少傾向にあることでしょう。

しかし、全体数が減ったからといってデザイン性も落ちたわけではありません。全国各地の職人さんたちは、スタイリッシュなおしゃれアイテムである着物に親しんでもらおうと、新たなデザインの反物を生み出し続けています。

また「一点もの」と呼ばれる、同じものは一切ないという反物も多くあります。上手に選べば、誰にもまねできない、たったひとつのおしゃれが楽しめることは間違いありません。

洋服では、たったひとつのおしゃれをかなえるのは難しくても、着物であれば「自分だけのおしゃれの世界」を作り上げられます。

それでもやっぱり呉服屋さんは怖い?

おあつらえの魅力はわかったけど、それでもやっぱり呉服屋さんは怖い…というあなたの本音は、こんな気持ちではないでしょうか?

ブラックボックスであれば、不安なのも当然です。

・呉服屋さんは敷居が高いイメージで入りにくい
・高額なものを勧められて断れなくなりそう
・知識がないから金額が妥当かどうかを判断できない
・着物の知識がなくて、どう注文していいかわからない

現代ではどこかブラックボックスのように感じる呉服屋さん。金銭的にも精神的にも「怖さ」を感じるのも無理はありません。
ましてや、通りすがりのどんな人がやっているのかもわからない呉服屋さんに行って、高価な着物をおあつらえすることのハードルの高さは計り知れません。

安心してください、不安なのはあなた一人ではありません。 

あなたの不安を解消します~adenabitoのおあつらえ体験記~

あなたが少しでも安心しておあつらえをし、魅力的な着こなしを手に入れられるよう、この度adenabitoオーナーの竹岡さんがおあつらえを実施した様子を記事に収めました。

どんな流れでおあつらえは進むのか、どんな雰囲気なのか。
取材にご協力をいただいた呉服屋 染重さんに「おあつらえを安心して進める方法」も教えていただいています。

また、呉服屋さんに行く前の「adenabitoの着物相談」も随時お受けしています。
譲り受けた着物をどう使えばいいかわからない、どんなものを買い足せばいい?など、あなたの着物にまつわるお悩みにお答えします。まずはお気軽にお問い合わせください。

〇adenabitoの着物相談についてはコチラから

きっとあなたも「おあつらえできそう!」とはじめの一歩が踏み出せます。ぜひ次回の記事もお楽しみに!

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