【体験談】おあつらえは怖くない!#2~仕立て上がりをお披露目~

前回adenabito・竹岡さんは、「きもの処染重」にて自らおあつらえを体験。(前回の記事はこちらから)そして、ついに待ちに待ったお着物が仕立て上がりました!

今回は、竹岡さん発のアレンジコーディネート4選のご紹介と、きもの処染重・中澤社長に教わる「おあつらえの心得」で、大切なポイントをおさらいします。「オーダーメイドしたいけど、なかなか踏み出せない」というあなたの背中を押すべく、おあつらえ着物の魅力をたっぷりお届けしていきます。

● Youtube版 【体験談】おあつらえは怖くない!待ちに待ったお誂えきものきました!

【初お披露目】今回の一品はこちら!

数多くの反物の中から、竹岡さんが選び抜いた一品がこちらです。

紬地(つむぎじ)に横縞を施した「染めの着物」です。

スモーキーなこげ茶と紫の中間色は、見る角度によって変わる絶妙なお色目です。

早速、洋服の上から羽織ってみましょう。

ちょっとしたお出かけの時にも活躍しそうな、カジュアルな雰囲気です。

さて、この見事な一品が、アレンジを施すことでどう生まれ変わるのでしょうか。次は、竹岡さん発のアレンジコーディネート4選をご紹介します。

おあつらえ着物アレンジコーディネート4選

竹岡さんおすすめのアレンジコーディネートです。あなたはどのタイプのコーディネートがお好みですか?

①はんなりかわいい、正統派コーディネート

≪コーディネートのポイント≫
・落ちついたピンク色の絞りの染め名古屋帯
・着物と相性の良いカフェオレ色の帯揚げ
・下駄草履で遊び心をプラス

②パリっと印象的に、アーバンコーディネート

≪コーディネートのポイント≫
・菊の帯留め+赤の帯締めでキリッとした印象に
・コーディネートの主役、茜色(あかねいろ)の帯揚げ
・黄色がちらっと見える足袋に、黒塗りの草履で引き締めて

③すっきり粋に、爽快コーディネート

≪コーディネートのポイント≫
・手書きで描かれたお花の白い染め帯ですっきりと
・ペールグリーンの帯揚げと相性のいい山吹色の帯締め
・鳥獣戯画の描かれたキュートな足袋で足元にポイントを

④個性がキラリ、アーティスト風コーディネート

≪コーディネートのポイント≫
・+ベレー帽で個性的に
・半衿はマーガレット刺繍レースでこだわって
・帯締めも蝶々結びでアレンジ

【おあつらえの心得】もう一度おさらいしましょう!    

 きもの処染重・中澤社長

Q1:お店を選ぶポイントを教えてください。
圧迫感のない接客をするお店が一番です。お店に入って初めの数秒で感じた感覚を大切にしてください。嫌な思いをするお店はもってのほかです。

Q2:着物の知識がありません。どのように希望を伝えたらよいでしょうか?
どんなシーンで利用したいかを伝えましょう。シーンが伝われば、どのような着物をあつらえるべきかを教えてもらえます。次に、反物を選ぶ中で色や雰囲気などの好みを伝えましょう。

Q3:希望が特にない場合、どんな着物をあつらえるのがおすすめですか?
たとえば「小紋」は、様々なシーンで使いやすい着物です。中でも「江戸小紋」は、色も洋服に近いものが多いですし、帯も合わせやすく活躍の場が多いためおすすめです。

Q4:予算はどれくらい必要でしょうか?
着物の価格はお店独自で決めるので一概にはいえませんが、竹岡さんが「予算は10万円程」とおっしゃったように、自分に無理のない予算を考えた上で訪れましょう。交渉次第では価格が変動することもあるため、よく話し合うことがポイントです。ローンでの購入をむやみに勧めるお店は要注意です。

あなただけのおしゃれを目指して

はんなりかわいい正統派コーディネートを楽しむ竹岡さん


3回にわたり、おあつらえ着物の魅力をお伝えしました。

唯一無二のおしゃが叶い、ジャストサイズで着られる。また長い目で見るとコストパフォーマンスもよいおあつらえ着物--
そして何より「心から着物を味わい尽くせる感覚」は、既製品とは一味違います。自分のための一着をまとうあなたの心は大いに充たされ、内側から自然な輝きを放ちます。

着物愛好家の皆さん、これを機におあつらえにチャレンジしてみませんか?

「挑戦したい」と思いながらも、「どこのお店がいいのか、どんなものをあつらえたらいいのかわからない……」という方は、是非adenabitoにご相談ください。→個別着物相談についてはコチラから

あなたの真の美しさへの一歩を応援しています!

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