着付けサロンadenabito竹岡静香さんインタビュー①

~艶(つや)をまとって、身も心も輝く私に~

鈴鹿山脈のふもとに位置し、四季折々の自然を満喫できる風光明媚な町、三重県菰野(こもの)町。
オーナーの竹岡静香さんのサロン兼ご自宅にて、竹岡さんと着物との出会い、着付けサロンを始めた道のり、あでなびとのコンセプトや竹岡さんの思いなどをじっくりと伺いました。

「着物を身にまとった違う自分を見てみたい」
「自分を磨きたい」
「親族から受け継いだ着物を生かしたい」

着物を着こなす未来の私になるヒントが、ここで見つけられるかもしれません。

インタビュアー:桐嶋つづる


―――【 着付けサロンadenabito (あでなびと) 】―――――――――

◆代表 竹岡静香(たけおかしずか)

◆〒510-1233 三重県菰野町菰野1500
 近鉄湯の山線「中菰野駅」より徒歩10分
 駐車場3台完備

◆着付け教室
・自分で着られる(自装)/他の人に着せられる(他装)コース
・国家資格試験対策コース

《レッスン開講日》
 前月の10日をめどにホームページ上でお知らせ&予約可
 土日、平日夜も対応可
 リアル&オンラインレッスン有り

◆着付けサービス
・出張着付けも応相談

◆ホームページ:adenabito.com、 Instagram:@adenabito

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四季折々の自然が楽しめる三重県菰野町

艶(つや)を楽しむひとときを

「より素敵に、より心地よく」そっと帯の形を整える竹岡さん

春風が心地よい3月中旬、大正時代に建てられた元美術館の建物にて、きもの時間を楽しむイベントが開催されました。着物好きな筆者にもお声掛けをいただき、インタビューに先立って生徒の一人として参加させていただきました。

着付けサロンあでなびとと、フォトグラファー林謙助さんのコラボ企画「特別なきもの時間」。着付けレッスン後にその着物姿を写真に納め、仲間とお茶会をするという特別なひとときです。

―――「特別なきもの時間」とても楽しかったです!他の方のお着物姿を見られて、いろいろお話ができて、あっという間でした。その後皆さんのご感想はいかがでしたか?

竹岡さん:皆さんとても楽しんでいただけたようでした。「着物が好き」という共通項があるので、着物仲間は意気投合しやすいのですよね。お互いの着付を学び合い、着物と相性が抜群の空間でプロに写真を撮っていただき、美味しいお茶とお菓子をいただく。あっという間に楽しい時間が過ぎていきましたね。

「着物を着て楽しむ」、あでなびとのコンセプトにぴったりな一日でした。

―――皆さんずっと笑顔で、きもの時間を心から楽しんでらっしゃる感じがしました。

竹岡さん:「袖振り合うも他生の縁」といいますが、着物仲間と出会って楽しめることは、現代においては貴重な時間ですからね。私も皆さんの笑顔を見られて嬉しくなりました。

着物トークに花が咲く生徒さんたち

―――ところで、竹岡さんがイベントの時にお召になっていたお着物も、今日のお着物もとても素敵ですね。着物をコーディネートする上で心がけていらっしゃることはありますか?

竹岡さん:先日のイベント用に選んだ着物は、黒のしま模様の染め小紋、今日は水色の小花模様の小紋を選んでみました。あでなびとは「艶やか(あでやか)」という言葉から発想した名前ですが、この字は「つや」とも読みます。

私は、染めの着物を着た時の、肩から腕や胸にかけての体に沿うような柔らかなラインと、そこから生み出される絹糸の自然なつやが好きなので、この名前をつけました。

このつやを生かし、着物の定義を崩さない程度に品を保ちながら、自分らしく、モダンにアレンジしたコーディネートを心がけています。

爽やかな水色とピンクの袖口布が可愛い小紋、黒のモダンな帯でひきしめて。

続きは――着付けサロンadenabito竹岡静香さんインタビュー②

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